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​令和4年3月24日

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新型コロナウィルス変異株オミクロン

in 上鷺宮区民活動センター

昨年の3月ここを訪れてから1年経過ししているにもかからず

なおも新型コロナの流行は終焉していません。昨年から今までの状況をお伝えします。

第5波はデルタ株が主で、第6波はオミクロン株が主に流行し現在ではオミクロン株が95%以上を占めています。

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第5波と第6波のピークを比較すると、感染者は急増して10万人当たりの患者発生は約5倍ですが、入院者は約1.5倍、死亡者は約5分の1という状況です。

デルタ株の流行期のように入院できない自宅待機者がバタバタと亡くなっていく、

といった状況は免れています。

オミクロン株は感染力が強いことが特徴ですが、その理由はいくつかあります。

スパイクたんぱくが細胞内に侵入しやすく変異した

ワクチンや過去の感染による免疫から逃れやすく変異した

潜伏期間が短いため感染拡大のサイクルが早くなった

軽症者が多いため、感染したことに気づかず外出して人に感染させてしまう

感染対策を取りづらい子どもに感染し保育園、学校で流行し家庭内に感染が拡大する

・・・などが挙げられます。

デルタ株の第5波までは身近な感染者がおらず、一体どこで流行しているのかと感じていましたが、オミクロンの感染力はとうとう院内にも迫ってきました。

職場での陽性者、入院患者の陽性者が発生しましたが、

いずれもそこからの感染拡大はなく乗り切ることができました。

実例から学んだことは、

  抗原検査が陰性でもPCR検査で陽性となる場合があること、

  発症後7日以上経過してれば感染性は極めて低くなるが、PCR検査は陽性となる場合があること、

  ワクチン3回接種済みでも感染しはてしまうものの、3日程度で回復することが多いこと、

  お互いのマスク着用、換気、私語を慎み、食事は別々といった感染対策で、感染拡大は防止できること、

などです。

コロナウイルスは、インフルエンザと比べるとものすごいスピードで大きく変異しています。
オミクロン株の後どんなウイルスが出現するか誰にも予想はつきません。

しかし、どんなに変異してもコロナはコロナであって感染対策は今まで通り、マスク着用、三密を避ける、換気する、こまめに手洗いするなどが有効です。

従来通りの感染対策と、免疫力を高める生活で、あともう少しの間、頑張りましょう。

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