社会福祉法人
武蔵野療園
武蔵野療園病院
ごあいさつ
人生100年時代、我が国ではこの長寿社会を背景に元気な高齢者がいる一方で、
介護を必要とする「要介護高齢者」も年々、増加しております。
そして「歳だから」で済まされていた時代は終わり「その人らしさ」が尊重される
時代に突入しております。
しかし、高齢者においては個人差が大きいことが特徴とされ、実際には身体面や
精神心理面、生活機能面や社会環境面において、お一人お一人の状況が異なって
おります。
従って、私たちにはこれらの状況を踏まえた全人的医療・介護サービスの提供が
必要となってまいります。
この点、当院では患者さんお一人お一人の尊厳を最優先とし、職員が情報を共有
しながら一丸となって、患者さんのQOLの維持向上に努めて参りたいと考えて
おります。
その為、「いつも・すぐそばに」を合言葉に、患者さんに寄り添い、多職種の
プロフェッショナルがそれぞれの知識とスキルを出し合い、患者さんにご満足
いただける医療介護サービスを提供していく所存です。
そして、地域の医療・介護の質の向上に不可欠な行政機関や福祉施設、医療施設と
緊密に連携し、患者さんやそのご家族さまの満足度アップに役立てればと考えて
おります。
それには、地域の皆さまのご理解とご指導が不可欠となりますので、今後とも
皆さまのご厚誼を賜りますよう心からお願い申し上げます。
社会福祉法人武蔵野療園病院
院長 岩本俊彦
運 営 方 針
【ビジョン】 未来像
地域の高齢者の医療から福祉まで幅広く貢献できる病院となる
職員が個々の能力を発揮し、働けることに歓びを感じられる病院となる
【ミッション】社会的使命
地域の高齢者の在宅療養から入院療養までを幅広く、末永く支援する
高齢者の療養支援の心を習得したスペシャリストを育成する
【バリュー】 価値基準
「いつもすぐそばに」を合言葉に、「まめで柔軟」に支援をする
「疾病ではなく、人をみる」を合言葉に、患者さんを尊重し病める心身に寄り添う
具体的な行動指針
【ビジョン】
地域の高齢者の在宅療養を支援する
在宅療養がより安全に長く継続できるよう、地域包括ケア病棟をはじめ、訪問診療、
訪問看護、訪問リハビリテーション、レスパイト入院の受入れなどを通じて在宅療養を
支援する
【ミッション】
在宅療養が困難な高齢者の入院療養を支援する
在宅療養を推進するなかでも、個々の介護環境や人生の最終段階における医療や介護などの
様々なご負担軽減に資するよう多用なニーズに対応する
【バリュー】
「いつもすぐそばに」を合言葉に、「まめで柔軟」に支援をする
「疾病ではなく、人をみる」を合言葉に、患者さんを尊重し病める心身に寄り添う
診 療 方 針
【疾病ではなく、人をみる】
高齢者は複数の疾病と併せて認知機能や運動機能の低下がみられる為、全人的医療・介護の
視点での支援が必要であると考え「疾病(臓器)ではなく人をみる」という姿勢を大切に
します
【患者さんの療養生活を幅広く、末永く支援する】
高齢者総合機能評価「Dr.SUPERMAN」に基づいてお一人お一人の問題を明らかにし、
ADLの維持・向上に資する問題指向型の多職種連携による医療・介護サービスを提供します
【患者さんの意向を尊重し、病める心身に寄り添う】
患者さんを中心にして定期的にご家族さまや各専門職がご本人の意向を確認し、あるいは
自己決定のプロセスを支援し(ACP)、その実現の為の療養方針を定める
また、患者さんの病める心身に寄り添った看護・介護サービスを提供することを基本姿勢
とし、よりきめ細やかな看護とハートフルな接遇を大切にする
運営法人である社会福祉法人武蔵野療園では、私ども職員一人一人の日々の行動が
つねに経営理念と結びついたものであるよう、4つの行動指針を定めています。
Local
contribution
地域貢献
個人尊重
法令順守
人材育成