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​令和3年11月11日

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シニア 健康講座 in しらさぎ高齢者会館

​テーマ 『新型コロナ感染症』

​~ 今までとこれから ~

爽快な秋晴れの午前中、前回に引き続き新型コロナ感染症についての講座を実施してきました。

新規感染者数が減少し、イベントの最大人数の制限はなくなったとはいえ、

人と人とのスペースは確保するようにとの指導もあり、

限られた室内の収容人数は限られてる中、16名の方々にご参加いただきました。

11.11健康講座

新型コロナ感染症をめぐっては、前回講座を行った4月から、状況が激変してきました。

第5波の感染爆発を振り返ってみると、ワクチン接種が6月末に滞ってしまったことが悔やまれるところです。

重症化・死亡率が低下しているにもかかわらず、感染者増加のペースが早すぎキャパシティを超えてしまい、医療供給体制が崩壊してしまったと言えます。

感染者が入院治療を受けたくても受けられず亡くなってしまうという、最も恐れていた事態が起こってしまいました。

感染力の強いデルタ株に置き換わってしまったことが感染者の急増の最大の原因だと考えられます。

このままどこまでも増え続けるのではと恐れていたのですが、8月20日ごろをピークに、
まだはっきりとした理由はわかっていませんが、今度は新規感染者は激減しました。

ではこれからどうなっていくのでしょう?

低温・乾燥の流行シーズンを迎え諸外国で新規感染者の増加が見られている以上、
日本だけは大丈夫とは言い切れません。

ただし、ワクチンのブースター接種と抗体療法や内服薬での治療によって、
第6波は行動制限をあまりせずに乗り切ることが可能になるかもしれません。

私たち個人も、サージカルマスク着用や換気など効果的な感染対策を継続し、
第6波を小さく乗り切っていきたいものです。

また、昨年自然流行がなかったインフルエンザが今年は大流行するかもしれません。

ワクチン接種をして備えておきましょう。

第5波の教訓を生かし、医療体制を整えていくことが大切です。

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