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社会福祉法人
武蔵野療園
武蔵野療園病院
7月1日
若宮高齢者会館熱中症ミニミニ講座
「新型コロナウイルス時代の熱中症対策」
講師:薬局 渡辺理恵
「新型コロナウイルス時代の熱中症対策」
熱中症で発熱した患者は、強いだるさや高熱など新型コロナウイルス患者と症状が似ています。搬送されてもコロナ感染を疑い検査が必要となる場合も。そのため熱中症対応とコロナ対応の両方に遅れが生じます。新型コロナウイルスの患者が増える中、熱中症患者が搬送されると医療崩壊を招きかねません。
コロナウイルス時代には特に熱中症の予防が重要となるのです。
1 快適に過ごすコツ
室温は冷房で管理しつつ、換気を行いましょう。不特定多数が集まる場所では特に換気が必要ですが、家庭内では室温管理を優先しましょう。マスク着用は呼吸数・心拍数・体温・体感温度を上昇させるので要注意です。屋外で人と2m以上を確保できる場合はマスクを外しましょう。
2 脱水を予防しよう
1日に必要な飲み物は1.2リットル、家にいると喉の渇きを感じづらくなります。ですから定期的にこまめに水分補給がおすすめ。起床時、朝昼夕食時、おやつタイム2回、入浴後、就寝時を目安にしましょう。脱水の症状があったら水分・電解質を速やかに補給しましょう。大量に汗をかいて脱水の危険があるときは市販の経口補水液がおすすめです。飲めないほどひどい場合はすぐに病院で輸液を受けましょう。
3 暑さに負けない体力づくり
運動不足は、熱中症のリスクとなります。 自分に合った適度な運動をお勧めします。自宅でもラジオ体操をしたり、人ごみを避けて散歩をしましょう。また、バランスのよい3度の食事、快適な睡眠を心がけてください。暑さに負けない体力づくりは、免疫力を高め、新型コロナウイルス感染予防にもつながります!
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