top of page

令和4年8月29日

News アイコン.png

高齢者の水分補給について

​~ 注意点とコツ ~

​1.食事以外でも1000~1500mlは摂取しましょう
一般的に高齢者は、食事から摂取できるもの以外に、1000~1500ml必要だと言われています。
ただし、体調や環境の変化によっては、より多くの水分補給が必要となります。
特に、発熱時・下痢・嘔吐をしたときは要注意です。

 

2.こまめに何度も摂りましょう
高齢者は自分でのどの渇きを感じにくいため、進んで水分摂取をしようとしません。
また、失禁などの排せつ面が心配で水分補給を嫌がる方もいます。
そんな方に無理やり水分補給を促しても嫌がってしまいます。
根気強く、「こまめな水分補給」「排せつ面で精神的にも十分なケア」などが重要です。

スクリーンショット 2022-08-29 163640_edited.png

高齢者における1日に必要な水分量

ed2f0984390f08dcd2e8cfab1367a6b1_t_edited.png
images (1)_edited.png
12cffa55ad93ed9eedd148523843b477_t.jpeg

3.​誤嚥(ごえん)に気を付けて水分補給をしましょう

「嚥下障害(えんげしょうがい)」という言葉をご存知ですか?

水分補給をしようとしても嚥下障害を持っている場合は水分が気管に入ってしまい(誤嚥)、補給できていないということもあります。

また、誤嚥するとむせてしまい、苦しいので水分補給を嫌がり、

その結果脱水症状になってしまう、というケースもよく見受けられます。

「むせ」が気になったときは、かかりつけのお医者さんに相談しましょう。

images (2)_edited.png

4.下痢・嘔吐・発熱など際は、普段よりも水分補給が必要

下痢・嘔吐・発熱などにより体内から多くの水分が失われると、脱水症状になります。

重い脱水症状になると意識が失われることもありますので、

下痢・嘔吐・発熱のときは特に多くの水分を補給しましょう。

images_edited.png

5.できるだけハイポトニック飲料で水分補給を

水やお茶よりも、水にイオンと糖分を加えたイオン飲料の方が速やかに水分が吸収される、という報告がされています。

ゆえに、高齢者の水分補給にはハイポトニック飲料がお勧めです。

6.水分量を制限されている方は…

腎臓病・心臓病などで水分量を制限している方は、お体に合った適切な水分量を

補給しなければなりません。

かかりつけのお医者さんにご相談の上、水分補給をしましょう。

bottom of page